最新情報:高知市倫理法人会が主催、もしくは関わりのあるセミナーや講演会のご紹介や報告など最新情報を随時アップいたします。

2012年12月

 12月20日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、丸の内法律事務所 本澤友彬氏(高知西倫理法人会 青年委員)より、講話を行っていただきました。

 まずは、中越会長より、「一年の総締め括りの時期になりました。忘年会も多いと思います。いかに健康を守りながら過ごすか、という事を自覚しながら毎日過ごしています。会長としての意識を強めて、時間・動作など皆さんのシンボルになるようにしないといけないと思います」と力強く挨拶されました。


 そして、本澤氏の講話です。氏は、弁護士の仕事をされていて、たくさんの依頼者の方々の相談にのっています。


■プロフィール
 本澤氏は、印刷業のお父様と、公務員のお母様との間に生まれました。大学は、中央大学法学部だそうです。司法試験を目指したきっかけは、難しい試験であることから「高い山があるなら登ってみよう」と思ったからです。受験期間中は、ベテラン受験生もたくさんいて「勉強しないと人生が大変になる」という恐怖心から、一所懸命勉強して見事に合格。大変な状況に追い込むことで自分も成長できる、と実感したそうです。

 

■司法試験について
 本澤氏は言います。司法試験は、知識があるからと言って受かるわけではない、と。自分の頭で考えないと解けません。知識が多すぎると、自分の知ってる知識に引き込んでしまって、結局落ちてしまいます。
 どうしてそのような試験にしてるかというと、実際の仕事での具体的な事案では、マニュアルだけでは解決できない問題がたくさんあるため、解決能力がある人材が欲しいから、ということです。



■弁護士の仕事について
 「弁護士は、日々の法律相談にのったり、契約書を作成したりしています。即、裁判というわけではありません。どちらかというとお医者さんに近い存在だと思います。手術が身体に負担をかけてしまうように、裁判も身体に負担をかけてしまいます。早期治療が一番良い、というところが共通しています。こじれてしまったら、裁判も長引いて、精神的な負担も大きいのです。」



■弁護士へのアクセス方法
 まず『法テラス制度』があるそうです。この制度は個人の方を対象にして、事故や離婚問題などを扱ってくれるそうです。一定の資力以下の方が依頼する公的な団体です。裁判費用を立て替えてくれる制度もあり、お金が手元になくても弁護士に依頼できるありがたい制度です。
 次に『ひまわりホットダイヤル』という制度があります。この制度は中小企業の事業者の方を対象にして、売掛金の回収や契約書、倒産時の手続きなどの相談などを行う弁護士会の相談制度だそうです。30分以内なら無料で相談できます。



■弁護士に相談する際の注意点 
 まず、相談内容をあらかじめ事務員さんなどに伝えてほしいとのことです。「事務員さんには話せない」というかたもいらっしゃるそうですが、あらかじめ話しておけば、事前準備も可能で、よりきちんとしたアドバイスが貰えます。
 次に、自分にとって不利な事でも隠さずに話してほしいそうです。そうでなければ適切なアドバイスができません。
 そして、費用や手続き・勝訴の見込み等、気になってることは遠慮なく質問してほしいそうです。

最後に、弁護士は長く付き合うことになるので、好感が持てる人かどうかで決めると良いとのことでした。


 普段なかなか聴けない話でもあり、講話の後の朝食会においても、参加された皆さんからの質問がたくさんありました。貴重なお話をありがとうございます。
(文責:中宏文)


 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月27日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

濱田洋光行政書士事務所 行政書士 濱田洋光

サラリーマン ~ 倫理 ~ 行政書士 →そして伝えたい事

無料

参加自由 会場内無料
ホッとな話と、美味しいパンとコーヒーをご一緒にどうぞ。

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次回12月27日(木)は、濱田洋光行政書士事務所 所長 濱田洋光氏(高知市青年副委員長)に今年最後のモーニングセミナーを締めくくっていただきます。
会社勤めをしながら、持ち前の馬力で寝る間を惜しんで行政書士の資格を取得のために勉強し、見事合格。
現在、脱サラをして開業1年生ですが、仕事も着実に増えているそうです。これも濱田氏の誰からも愛される人柄のおかげでしょう。
事務所の開業に至った経緯や倫理に出会ってどのように自分を変えて言ったのか、濱田氏の実体験を惜しみなく発表していただきます。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。

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前回12月20日(木)のモーニングセミナーは、丸の内法律事務所 弁護士 本澤友彬氏(高知西倫理法人会 青年副委員長)より、会員スピーチがありました。
ご出席ありがとうございました。

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 12月13日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、社団法人倫理研究所 高松祐子法人スーパーバイザーより、『人生は、心の整理の積み重ね』と題して講話を行っていただきました。



 まずは、中越会長より、「会長になって15か月が経ちます。会員の皆さんに満足して貰ってるのか、ということをいつも自分に問うています。皆さんには繁栄して頂きたい、と考えています。」と力強く挨拶され、成功事例として、優秀な営業成績をあげている入社三年目の社員の方とペアになっての仕事術を紹介して頂きました。


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 そして、高松氏の講話です。氏は、当単会へは三度目の訪問で、たいへんご縁があります。毎回、何を話そうかと楽しみに考えているそうです。



■倫理での経歴

 高松氏は、現在『法人スーパーバイザー』という役に就いて、全国で講話をされていますが、当初はこの役を辞退していたそうです。なぜなら、もともと「家庭倫理の会」で活躍をされており、経営者の方々に語る立場にない、と思ったからだそうです。
 しかし、倫理法人会に『家庭に愛を』というスローガンが加わり、「経営を語ってほしいのではなく、家庭を語ってほしい」と説得され、また、創設者丸山敏雄氏が「夫婦道」という論文を書いて倫理運動が始まったということからも、経営者にとってもっとも大事な事は、夫婦の問題だと思い、この役を引き受けることになったそうです。



■苦難に遭遇しての倫理体験 

 今年の八月、倫理の出張に向かっていた時の事です。隣を走っている車が事故をおこし、
すぐそばで横転し始めました。その瞬間、氏は、約束を破ると皆が不幸になるという「破約失福」をとっさに思い、「丸山先生、助けて」と念じたそうです。すると、横転した隣の車は、氏の側には倒れてきませんでした。また、タイヤがパンクをしていたことにも気付くことができました。この体験から、命を救ってもらった、あり難い、と感じたそうです。


 また同じ八月に、食事に行った際に、食べ物が気管支にはいってしまい意識が遠のきました。その時には、無意識の中で、あの世を思わせるような不思議な体験をしました。死ぬとはこういうことかと思い、いろんな出来事が浮かんできたそうです。その時にも、まだ人生で果たしてない家族との約束があると思い、「破約失福」をとっさに思い、「丸山先生、助けて」と念じたそうです。そして、さらなる不思議な体験をした後に意識が戻りました。またしても命を救ってもらった、あり難い、と感じたそうです。

 

■倫理の学びは、心の学び

 「倫理とは、心の整理をすることであります。堅苦しく考えがちですが、心の整理をする、と思うと楽になると思います。栞の中に書かれていることを、言われたとおりに行い、わがままな心の中を捨てて、整理をすれば良いのです。」


 高松氏によれば、心というものは、明るいプラスの側面と、暗いマイナスの側面の両方があるそうですが、マイナスの側面の方が心に出やすいそうです。そのマイナスの意識を捨てることが実践であるとのことです。例えば、夫婦げんかをしたら、すぐに申し訳ないと心を躾けるのが倫理の心なのです。


 「倫理は、人と人・人とモノ・人と自然現象といった、日常の全ての関係における出来事を対象とします。その全ての出来事に対して倫理の心を持ち続けたらよいのです。そして、目に見えない心をどのように伝えるか?というと、言葉しかありません。プラスの言葉を、笑顔を持って伝えることが大事です。倫理は、やらないと変わりません。やった分しかやったことにならないのです。心を向けた、その心の移り変わりを伝えることが大事です。それを会員スピーチで伝えると、それが最高の学びになります。」



■掃除について

 高松氏は、これまでに何十社もの会社を倫理指導しました。経営がうまくいってない会社のほとんどは、肝心なところが掃除できてないそうです。それは、FAX、コピー機、電話などです。こんな言葉があるそうです。


 雑巾(ぞうきん)を当て字に変えれば「蔵(くら)」と「金(かね)」
 あちら福福(拭く拭く)
 こちら福福(拭く拭く)


 このお話を聴いて、掃除が行き届いていない、ということは心も行き届いていないのだと感じました。



■『当下一念』

 最後に、近江出身の江戸時代初期の陽明学者中江藤樹氏の言葉を引用されました。



 『くやむなよ ありし昔は是非もない ひたすら正せ 当下一念(とうかいちねん)』



 これは、過去の事は悔やんでも仕方がない。今の自分の心を正すこと、その一念が大事である、という意味です。

 「失敗を重ねて、人は学ぶのです。倫理は生涯学習。けして卒業がないのです」と、締めくくって頂きました。


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 参加者の中には、倫理を長年学んでおられる方もたくさんいらっしゃいましたが、今日の講話を聴いて、あらためてたくさんの学びを得られることができた、と満足そうでした。

 高松先生、素晴らしい講話をありがとうございました。
(文責:中宏文)



◆ 忘年会のお知らせ!◆

高知市倫理法人会の忘年会を下記のとおり開催します。
既にご案内のチラシが配布されていますが、ご家族、社員様、ご友人の皆様お誘い合わせのうえ、ぜひご出席下さい。

日 時: 平成24年12月22日(土)18:30~

場 所: 三翠園 高知市鷹匠町1-3-35 

会 費: 6,000円

☆ 皆様お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!

 


高知市倫理法人会 事務局              年    月    日

 返信FAX 088-878-7355 (TEL 088-878-7353)
 高知市倫理法人会 忘年会 (12月22日 土曜)

 
 会員氏名                          .

 参 加 (   )名       不参加

※ 準備の都合上、出来るだけ早く返信をお願いします。


 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月20日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

丸の内法律事務所 弁護士 本澤友彬

会員スピーチ

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

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次回12月20日(木)は、丸の内法律事務所 弁護士 本澤友彬氏によるモーニングセミナーです。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

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前回12月13日(木)のモーニングセミナーは、(社)倫理研究所 法人局 法人スーパーバイザー 高松祐子氏より、「人生は心の整理の積み重ね」をテーマでスピーチがありました。
ご出席ありがとうございました。(参加者総数26名)

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 12月6日のモーニングセミナーは、ホテル日航旭ロイヤルにて朝6:00より、中宏文建築設計事務所 所長 中宏文氏(高知市倫理法人会普及拡大委員長)より「一践照隅、万践照国」というテーマで講和していただきました。



 まずは中越会長挨拶です。ある校長先生の「定年退職後の夢や希望を持てない先生が多いんですよ。」という言葉に「自分は80歳まで現役で働くと決めており、倫理の会長職を含め常にワクワク感一杯の生活を送れています。」とその校長先生に語ったそうです。中越会長のパワーを共有するべく参加者への出席取りを行いました。


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 続いて中普及拡大委員長の講和です。テーマ「一践照隅、万践照国」とは1人の小さな実践は隅を照らすほどの力しかないが、その実践の波及により万人が実践を実行すれば、国をも照らすようになる。という意味だそうです。底知れぬパワーの持ち主である中氏に今日までの人生を語っていただきました。



●プロフィール

 中氏は安芸郡安田町で生まれました。中学時代、農機具店を営んでいた父親が脳卒中で亡くなり、母親が姉と中氏を育てましたが、さらに家が火事になったり、祖母が亡くなったりと不幸が続き家の中が暗かったそうです。

 高校進学で学芸高校を受験し合格。この時より次第に家の中も明るくなりました。武蔵工業大学に進学卒業後、東京の大手設計事務所に就職しましたが、順調すぎる人生に疑問を感じ、28歳の時、佐川急便に転職しました。


 先輩後輩の関係が厳しく、体力的にもきつい仕事で、当初は年下の先輩から「お前使えねえなあ~」と言われる日々でしたが、仕事にも慣れ要領を掴むと半年後には、先輩と立場が逆転し、この時『努力次第で人生は変えられる』と実感したそうです。



●司法試験

 実家の財産を狙い、母1人の家に他人が出入りし始めた事をきっかけに高知に戻ってきた中氏は、財産を守る為に法律の本を読み漁り、自身の力で問題解決をしました。脅しもあったようですが、佐川急便時代に乱暴な口調に慣れていたことも、この時は役に立ったそうです。

 これをきっかけに司法試験受験を決意。夜間はホテルでバイトをし、法律の勉強を行なう生活が7年間続きました。何度かあと1点というところまでいきましたが、母親に就職して欲しいと懇願され37歳で断念しました。その後建設会社に就職、退社、職業訓練校で仕事の幅を広げ独立しました。 



●倫理と出あって

 『実行によって直ちに正しさが証明される生活の筋道』というフレーズに何か惹かれるものがあり倫理法人会に入会しました。倫理法人会での勉強以外にも様々な本を読む中氏
は、『世の中はみんなが繁栄するように出来ている』『WIN・WINの関係』倫理では『全一統体の原理』から、すべての人は潜在意識の中で繋がっていると感じています。

 つまり心の中で思ったことは相手に伝わるので、相手のことを考えて営業に行くと仕事がとれ、お客さんのプラスを思って仕事をすると、喜ばれる仕事が出来、どんどん仕事が入ってくるそうです。これは実践の結果として実感しています。


 中氏は寝る前に毎日『世の中のすべての人の幸せを願う』そうです。そうすることで、すべての人と繋がっているので、『苦手な人という存在がない』といいます。徹底的に心の実践を行い、マイナス感情をもプラスに変えることが出来る中氏だからこその言葉であると感じました。


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 現在は建築設計、リフォーム、能力開発セミナー講師、職業訓練校の非常勤講師と多様な顔を持つ中氏、今後さらにどのような活躍をされるか楽しみです。私たちも一隅を照らすような小さな実践からスタートし、中氏と共に日本創世を目指したいと思います。
(文責:東村英幸)


 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月13日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

(社)倫理研究所法人局 法人スーパーバイザー 高松祐子

人生は心の整理の積み重ね

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

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次回12月13日(木)は、前夜の幹部研修に引き続き、倫理研究所法人局 法人スーパーバイザーの高松祐子氏によるモーニングセミナーです。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

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前回12月6日(木)は、中宏文建築設計事務所 所長 中宏文氏より、「一践照隅、万践照国」をテーマに体験発表をいただきました。(参加者総数23名)

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日時



場所

講師
携行品
テーマ

問合せ

平成24年12月12日(水)
講演:18:30~19:30 (受付は18:00より)
懇親会:19:45~ 「祭り茶屋」
(※懇親会費 お一人様 3,000円)

高知商工会館(会館内 駐車場無料)

社団法人倫理研究所 法人局 法人スーパーバイザー高松祐子
「テキストⅥ」、「万人幸福の栞」

2.倫理法人会憲章

倫理法人会事務局
TEL088‐878‐7353
FAX088‐878‐7355

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今回の幹部研修のテーマは、「2.倫理法人会憲章」です。倫理法人会活動は、この「憲章」に基づいて活動を展開しています。まず、役員自らが倫理法人会の目的を理解し、さらに、会員としての実践の心得をしっかりと学びましょう。
尚、役員でまだ出欠のお返事のされていない方は、準備の都合上、必ず事務局へ連絡をお願いします。
役員以外の方の参加ももちろん大歓迎です。
※役員は、「テキストⅥ」、「倫理法人会規定・役員必携」を持参。
※役員以外の方で、テキストをお持ちでない方は、会場でご準備します。

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 11月29日(木)のモーニングセミナーは、ホテル日航高知旭ロイヤルにて朝6:00より、久万田社会保険労務士事務所所長 高知県倫理法人会普及拡大委員長 久万田昌弘氏より、『誰にも負けない努力をする』と題して講話を行っていただきました。



 まずは、中越会長より、「倫理法人会には、たくさんの立派な経営者がいますが、本日の講話者である久万田氏ほど有言実行する人はいません。こうした方の生き方を参考にしながら、皆さんも努力し結果を出して頂きたいと思います」と力強く挨拶されました。


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 続いて、久万田氏の講話です。『誰にも負けない努力をする』という講話のタイトルは、京セラ創業者の稲森和夫氏の「経営の原点十二箇条」の中の一文です。
 人生で、どちらに進むか迷った場合に、苦労が多い方を選んできましたが、無駄になった事はこれまでに一度もないそうです。「誰にも負けない努力をしているか?」と、常に自分に問いかけながら、努力を続けている久万田氏に、その生き様を語って頂きました。



■プロフィール

 久万田氏は、昭和37年生まれで、現在50歳。お父様が(株)久万田海産を興し、その工場の上に自宅がありました。朝から晩まで働くご両親の背中を見て育ち、本人も学生時代から手伝いをしていたそうです。大学時代もその半分の期間を手伝いで過ごし、他の会社に就職することなどは思いもせず、そのまま久万田海産に入社しました。



 入社後は、市場関係者の方から、「長男(久万田氏)はまじめすぎる。外に出して鍛えたらいい」と言われたそうですが、お父様は「俺の息子は俺が育てる」との信条で、厳しく仕事を教えてくれました。
 やがて「お前は本当は凄い男かもしれん」と言われるまでになり、とても嬉しかったそうで、なんとかお父様に喜んでほしいとの思いで、辛い仕事も頑張ることができました。



 入社一年後、突然お父様が他界。享年51歳でした。あまりにも突然の死でしたので、悲しい感情と共に、「会社をどうするか?なんとかせないかん」と思ったそうです。また、同じ年にお爺様も他界。人の世の無常さを感じ、「好きなことをやらないかん」と思いました。

 世間では、久万田海産が倒産するかも、とのうわさも流れ、融資を申し込んだときには、たばこの煙を吹きかけられながら断られる、という屈辱的な思いもしたそうです。


 だんだんと気持ちが不安定になり、怒鳴ったり、備品を蹴ったり、という異常行動をするようになりました。見かねたお母様達が、何かに憑りつかれているのでは?と心配し、「お祓いに行こう」と誘われました。そこで、久万田氏はハッと気付きました。仏壇の前で思いっきり泣き、涙と共に吹っ切れました。そして決意しました。

 「自分は並の人間である。人が寝ているときに働くしかない。人の2~3倍努力するしかない。とにかく、美味しい商品を作ろう」と。良いモノを仕入れて良い商品を作る、との思いで努力を重ねた結果、次第に、「久万田の商品は、美味しくて鮮度が良い」との評判が立ち始めました。


 久万田氏は言います。「商売というものは、ある程度まではテクニックです。しかし、最終的には、人柄が出ます。誠意を持って続ければわかってくれます。」

 また、そのころ奥様との出会いもありました。お互いの第一印象は、「頭の良い人だ」(久万田氏)、「悪い人ではないな」(奥様)だったそうです。



 そして、ほどなくして結婚。会社の方も第二・第三工場を建設し、生産能力を上げました。お父様の死後、23歳で受け継いだ会社は、氏が33歳の時には県内トップの売り上げになり、従業員も40人をかかえる企業にまで成長しました。



 しかし、経営が軌道に乗ってくると、やがて守りの経営となってしまい、高級車に乗るなど生活も贅沢になっていったそうです。弟様との共同経営でしたが、二人とも「このままでは会社がつぶれる」と感じ始めていました。そして、久万田氏の人生最大の転機となる一日がやってきました。



 その日、久万田氏は会社を去ることになったのです。あらかじめ予感していた氏は、腹をくくっており、そのまま歩いて自宅に帰り、その日の出来事を奥様に説明しました。話を聴いた奥様は、ひとことこう言いました。「お父さん、よかったやいか。これでお父さんの好きなことができるやいか。」そこから、久万田氏のリベンジが始まりました。



 次の日の朝、日経新聞の紙面に社会保険労務士の講座を見付け、すぐさま申し込みました。
 そして、奥様と「一発で合格できなかったら何でもする」と約束し、毎週一回、日帰りで大阪に通う受験生活が始まりました。 
 月曜日から土曜日は、終日図書館で勉強。追手筋のネオン街にうしろ髪を引かれながら、自転車に乗って通い続けました。

 奥様にも教材づくりを手伝ってもらいながら壮絶な努力を続けました。「自分のためならできない努力も、誰かのためならできる。」そう思い続けた久万田氏は、奥様・お子様・お母様からパワーをもらい、見事に一発で合格。そして自宅で久万田社会保険労務士事務所の開業を果たしました。


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■有言実行

 開業後は、セミナーを開催したり、人が嫌がる仕事を受けたりと、あらゆることを行いました。失敗したこともありましたが、悔やんでも仕方がないと思い、どうすればその失敗を乗り越えられるか、と考えました。そして積極的に勉強もしています。「ある額の収入を得ようと思ったら、その額の3%を自分に投資しなければならない。」そう語る久万田氏は、弁護士さん達と共に研修を受けるため、現在東京にも通っています。


 「200件の顧問先があれば、200通りの対策が考えられます。困ってる経営者を助けたい、という思いで頭がいっぱいです。」

 久万田氏は、仕事をする上での3つの目標を立てました。そしてその目標を人に公言しました。「声に出して言うことによって、必ず実現できる」との信念を持つ氏は、その3つの目標を全て達成しました。



■倫理との出会い

 人前で話すことは苦手、と思っていた久万田氏は、スピーチの練習ができるということで倫理法人会を紹介されました。それまでは、人生最大の転機となった日の出来事に対して、憎しみの感情をパワーに変えて頑張ってきましたが、倫理の学びを得てからは、憎しみは和らぎ、全てが今の自分にちょうどいい、と思えるようになりました。

 毎朝3時に起きて早起きの実践をしています。早起きして働くと、仕事が2倍から3倍の早さになります。仕事は、追いかけられると苦しいですが、追いかけるとひらめきがあります。
 毎朝3時に起きて働いてることに対して、ある人から「人生楽しいですか?」と聴かれたこともありますが、やるしかない、働かないと成功はない、そして、稼いだお金で税金をしっかりと払いたい、と思っています。



■最後に

 久万田氏の目標は、四国一の社会保険労務士になることです。目標を定めれば、次になにをするかがわかります。イメージがカラーで鮮明に描けているそうです。内に秘めた闘志は日本人の美徳と言われますが、氏は、言葉にすることで自分を鼓舞して実行し続けています。

 「『万人幸福の栞』の中に『自信のないことは失敗する。・・・きっと出来るという信念が、そのことを成就させる』という一文があります。自らの体験からそのことを確信しています。」と締めくくって頂きました。


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 多くの方から、信頼され尊敬され、発展し続けている久万田氏ですが、それらは誰にも負けない努力の成果だということを、あらためて感じました。参加者もたいへん感動していました。貴重なお話をありがとうございました。
(文責 中宏文)



 

日時

場所

講師

テーマ 

会費

朝食会

12月6日(木) 朝 6:00~7:00

ホテル日航高知旭ロイヤル

中宏文建築設計事務所 所長 中宏文

一践照隅、万践照国

無料

参加自由 会場内無料
いつもより少しだけ早起きして、ぜひご参加下さい。

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次回12月6日(木)は、中宏文建築設計事務所 所長 中宏文氏(高知市倫理法人会 普及拡大委員長)による体験発表をいただきます。
安岡正篤氏の名言に「一灯照隅、万灯照国」があります。つまり、「一つの灯火を掲げて一隅を照らす。そうした誠心誠意の歩みを続けると、いつか共鳴する人が現れてくる。一灯はニ灯となり三灯となり、いつしか万灯となって国をほのかに照らすようになるのだから、まず自分から始めなければいけない。」という意味です。
同じように今回のテーマである「一践照隅、万践照国」も、一つの実践が一隅を照らし、その積み重ねがいつしか国も照らすようになるので、まず一つ一つの実践を自分から始めなければいけないことを言っています。
多くの経営者の皆様、社員の皆様、未会員の皆様のご参加を心待ちにしています。
また、モーニングセミナーのあとは、会場内にて、おいしいパンとコーヒーで朝食会(無料)を開催しています。皆様とホットなお話で盛り上がりましょう。

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前回11月29日(木)のモーニングセミナーは、久万田社会保険労務士事務所 所長 久万田昌弘(高知県倫理法人会 普及拡大委員長)より、「誰にも負けない努力をする」をテーマでスピーチがありました。ご出席ありがとうございました。22名でした。

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